SHARP
シャープ(株)(SHARP)は、大阪市阿倍野区に本社がある、総合家電製造企業です。旧企業名称は早川電機工業で、大手電機8社の一角を占めています。液晶の応用技術を軸とした商品を持つ企業として有名です。現在の企業名及びブランドであるシャープ(SHARP)は、1915年に、金属文具の製作技術の研究改良に取り組み、金属性の繰り出し鉛筆を商品化、さらに改良を追加し、1916年(大正5年)に、エバー・レディー・シャープペンシルと名付けられて発売、人気を博したのが起源です。シャープ(株)(SHARP)は、1912年に、創業者が徳尾錠(ベルトのバックル)の発明で特許を取得し、東京で金属加工業を操業したのが発祥です。1935年に、株式会社に改組し、株式会社早川金属工業研究所が発足。1942年(昭和17年)に、早川電機工業(株)に社名を改称。1970年には、早川電機工業株式会社からシャープ(株)へ企業名を変更しました。シャープ株式会社(SHARP)は、パソコンの始まりの時代には、MZ-80KやX1などを生産し、国内のパソコン業界上位の一社であった他、それらの一部は世界でも商品展開されました。以後、WindowsOSが勢いを増す時代になるにつれ、シェアは弱くなっていきました。日本の携帯電話市場では、シャープ株式会社(SHARP)の「AQUOSケータイ」が一世を風靡し、2007年には、その時代の携帯電話・PHSの5社全てに端末を供給していました。2009年(平成21年)からは高い画質のカメラを採用した「AQUOSSHOT」を開発。さらに、2011年(平成23年)からはスマートフォンのブランド名を「AQUOSPHONE」に揃え、NTTドコモ用・au向け・ソフトバンクモバイル用に提供しています。




























