アイ・オー・データ
(株)アイ・オー・データ機器(I-ODATA)は、石川県金沢市に本社がある、精密機器メーカーです。主としてコンピュータの周辺機器を生産・販売しています。創立時期は、国内のパーソナルコンピュータの黎明期にもあたり、周辺機器メーカーとしては、古くから存在する企業です。アイ・オー・データ機器社は、パソコンやデジタル機器を利用目的に合わせてカスタマイズする際の良きサポート役となる周辺機器の範囲において、30有余年の長きに渡り蓄積してきた技術を使用して、時代の要求に合った商品提供により、性能や使い勝手はもとより、センスあるデザインに至るまで市場からの好評を得ています。株式会社アイ・オー・データ機器の社名のアイ・オー・データの「I-O」とは、各々、データ入力(input)の「I」、出力(アウトプット、output)の「O」に由来しています。アイ・オー・データ機器社は、1976年に、石川県金沢市で開業。「カラーグラフィックディスプレイ装置」を商品化し、販売を開始しました。1980年(昭和55年)には、パソコン周辺機器の市場へ参入しました。アイ・オー・データ機器社は、一般的にはシャープやNECの8ビットパソコンに適合した外部記憶装置、周辺機器の開発・商品化等から名前が知られるようになり、NECのPC-9800のシリーズ機種が市場から姿を消した以降も、長期に渡り対応機器を供給し続けたことでも有名です。かつて1984年(昭和59年)に販売を始めたPC-9800シリーズ用増設メモリボード”は、2011年(平成23年)の「いしかわモノづくり産業遺産」に選定されました。




























